古典落語「まんじゅう怖い」のオマージュではありません
わが子、マジで怖がってます。
誰かが怖い、って感情について、何を以って「怖い」と感じるんでしょうね。
わが子は母のカミナリはよく落とされて慣れっこ(じゃダメなんだけど)ですが、父は穏やかな凪のような人なので、めったに声を荒らげる事もないので「男の人の怒鳴り声」に弱いのかもしれません。
これは自分の分析じゃなく、先輩ママの「パパがあんまり怒らない人だから男の人の怒鳴り声に慣れてないんじゃない?」という意見を聞いて、なるほどなぁ〜と思ったのでした。
でも、育成コースでも怒鳴られる事はあったけど、練習終わったらケロッとしていたけど、なんで?
選手コースのコーチは始終不機嫌そう。そして低い小さい声で指示を出して、聞き取れずに動けないでいるとすぐ怒鳴られる。最近は周りの真似をする、という情けないライフハックを得たわが子…。あと、メニューを指示どおりにこなせないともちろん超怒鳴られる。こなせてても何かよくわからんけど超怒鳴られる。たぶん、フォームが悪いから??
育成コースのコーチは、練習中に怒っていても練習が終わるとノーサイド、シャワー後の乾燥室で暖を取っている間や着替え後のコーチ室での会話では元に戻っていたそうですが、選手コースのコーチは一回怒っちゃうと、もう態度が軟化する事はないらしいです。最近ネットで見た金言ですが「自分の機嫌を自分で取れるようになるのが大人」ですよ。ま、なかなか難しいですけどねぇ。
つまり、わが子は「感情まかせに怒鳴られている」事を感じ取っているので、怒られている意図が理解出来ずに恐怖を感じているのだと思います。
わが子自身はとくに一人だけめちゃくちゃ怒鳴りつけられた、とかパワハラを受けたとか、そういうことは今のところはないんですが、内心(何かあってからじゃ遅い気もするけど…)とは思いつつ、親としては、感情まかせに怒鳴るコーチとは耐えるべき苦難なのか?と、悩ましいです。
実際にコーチとソリが合わなくて、とか集中攻撃?を受けた、とかあまりの恐怖にチックが出た、などネガティブな理由で移籍したり、水泳自体辞めてしまったり、というのは耳にしています。
辞めていった子達はどちらかというと、スイミングスクール内ではトップレベルの子が多かったと思います。期待されているからこそ、指導に熱が入る、と言うと聞こえは良いけれど、結果が出ない事に本人以上に苛立ってしまったら、本人の立つ瀬がないです。優しく寄り添って、とは言わないけれど、一番辛いのは本人という事を、選手だった人だからこそ一番に理解してあげてほしいな、と思います。
コーチ自身、選手だったからこそ才能があるのに出しきれずにいても飄々としているように見える子供達に怒りを覚える、というのもあるかもしれませんが、それは個人の感想なのでコーチという職業の人が露わにしてはいけない感情じゃないかな、と思ったり。
他のスイミングスクールってどんなものなんでしょう。
移籍した選手に試合会場で会う事があったのですが「練習は前よりずっと和やかでユルいよ〜」と言いつつ、移籍早々にベスト更新していたので、練習って効率なのかな…。けっこうキツイことやってると思うけど、それに比して結果が出る子が少ない気が…。(わが子含む)
コメント
こんばんは。コーチとの関係は色々ですよね。移籍する人もいますが、環境が変わることで子供に合えば伸びるのでしょうが、ダメであればまた移籍となるのではないでしょうか。私は感情的に怒るコーチであっても嫌がらせではなく愛情があってこそだと思いますね。コーチのプロと言っても人間ですからね。世の中色々な人がいる中で、コーチへの対応が今後の子供の処世術としていきていくこともありますよ。
HIDEさん
コメントありがとうございます。
一度移籍をすると「他にもっと良い所があるはずだ」という気持ちになって繰り返す子は少なからずいる、というのは私も聞いたことがあります。
そのへんは常に次はないという覚悟というか、よく考えた上で検討しないといけないところですね。
maguさん
こんばんは。そうですよね。出戻りも出来ないですから難しいですね。
我が子も同じ学年で色々悩みは尽きないですが、子供のモチベーションだけは下がらないようにしたいと思っていますね。
HIDEさん
コメントの確認が遅くなり、失礼をいたしました。
同じ学年のお子様をお持ちだったのですね。
なにでモチベーション上がって、なにで下がるか、いまいちよくわからん飄々としたわが子ですが、HIDEさんがお心掛けされているところについては、ほんとにおっしゃる通りだと思います。
私も、親が気持ちを折ってしまうような発言などには気を付けようと思います。