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スポーツと身長は切り離せない
少し前に身長が遺伝の要素だけでどれだけ伸びるかの理論値を紹介したのですが、今回とあともう一回くらい身長のことを考えてみようと思います。
前回の日記で同じ両親から生まれて理論上は同じ身長になるはずの私たち姉妹3人の身長にバラつきがあることを紹介しました。
この時は、3人同じ両親から生まれたとしても、その後生活態度、行動傾向、嗜好などから理論値よりも伸びたり伸びなかったりしたのでは?という予測で終わったのですが、今回は具体的にそれぞれどのように幼児期を経て成長期(第二次性徴)を過ごしたことがプラスにあるいはマイナスに働いたのか予想してみたいと思います。
あいにく、私は専門家でもないうえにプラスまたはマイナスに働く要因はあくまで「睡眠は成長を促す」など、巷では一般常識とされているような事柄なので根拠には乏しいです。また、サンプルが私を含めた3人なのでその辺もふまえて「そうじゃないかなぁ?」くらい、私も「うちはそうだったよ」程度の気持ちで書きますので、その点はご理解の程、宜しくお願い致します。
おさらい
サンプルの三姉妹の両親
父 身長 180cm
母 身長 158cm
2人から生まれる娘の身長の理論値
164.5cm
サンプルの三姉妹
長女 身長 164cm
次女 身長 172cm
三女 身長 163cm
検証項目は以下の通り
- 幼児期の食事量や偏食傾向
- 幼児期の睡眠傾向
- 成長期の食事量や偏食傾向
- 成長期の運動量
- 成長期の睡眠傾向
……要素少なくない?と思わなくもないけれど、確実に分かっていることでないと意味がないので仕方ない。
プラス要因としてカウントするもの
- 食事量が多い
- 偏食が少ない
- カルシウム(牛乳)やタンパク質を多く摂取している
- 充分な睡眠を摂っている
- 就寝時刻が早い
- 運動量が多い
マイナス要因としてカウントするもの
- 食事量が少ない
- 偏食が多い
- カルシウム(牛乳)やタンパク質の摂取が少ない
- 睡眠時間が短い
- 就寝時刻が遅い
- 運動量が少ない
では、頼りないながらもいってみましょう。
幼児期の食事量や偏食傾向
長女
食事ペースは遅かったが量は普通(±0)、偏食ほぼなし・いわゆる「まごわやさしい」食材が好み。ふじっこの大豆の含め煮がおやつ代わり。牛乳は飲めたが苦手だったので好んでは飲んでいない(+1)
トータル +1
次女
食事ペースは普通~やや早い、量もしっかり(+1)、苦手なものはなく、牛乳を水代わりに飲んでいた(+1)、やたら落花生とチョコレートを食べていて鼻血をしょっちゅう吹いていた(+1)
トータル +3
三女
食事ペースは遅い、量も少ない(-1)、偏食傾向が強かったが牛乳は水代わりに飲んでいた(±0)
トータル-1
- 長女の大豆好きは高タンパク摂取としてカウント。
- 鼻血との因果関係は不明だが、次女の落花生好きは高タンパク摂取に有効と判断。
- 三女の偏食はマイナス要因だが、牛乳の日常的摂取はプラスと判断した為、±0に。
つづいて、幼児期の睡眠傾向
長女、次女
就寝時間20時過ぎ(+1)
起床時間7時(+1)
親が怖いので寝ざるを得ない。
トータル+2
三女
就寝時間21時過ぎ(±0)
起床時間7時(+1)
姉が大きくなったこともあり、一家全体がやや夜型傾向に。
トータル+1
成長期の食事量や偏食傾向
長女
動かないのでカロリーを必要としない。苦手なものはほぼないが、量が食べられず昼の弁当はハガキ大の1段弁当、白飯なしのおかずのみの夕飯が続く。(-1)
トータル-1
次女
ゴリゴリの体育会系。1日4~5食。ご飯もおかずも男性並みに食べる。プロテイン摂取。(+2)
トータル+2
三女
エンジョイ体育会系。食事量・偏食は改善傾向に。やや肉多め。(+1)
トータル+1
次女のプロテインについて、子供のうちからプロテイン摂取の是非というは現在でも意見が分かれている所ですが、少なくとも次女に関しては、中学生ながらすでに169cmまで成長していたのでプロテインの影響の程はさだかではないものの、少なくとも悪影響は及ぼしていなかったのではないかと思います。
成長期の運動量
長女
ほぼ運動せず。体育の授業、通学と通塾以外には動いていなかったのでは。(-1)
トータル-1
次女
前述のとおり、ゴリゴリの体育会系。週7日で練習または試合の日々。(+2)、たまの休みも自宅の庭で側転や倒立で遊ぶ。(+1)、父のつまらない冗談に軽く肩をはたくつもりが頭に当たってしまい、父がめまいで寝込んだ話は家族内の語り草。
トータル+3
三女
前述のとおり、エンジョイ体育会系。週3~4日の放課後部活のみ。(+1)
トータル+1
成長期の睡眠傾向
長女
中学生まで21時就寝。(+1)起床は7時。(±0)週末は朝寝坊。
トータル+1
次女
朝練で5時起き。(-1)就寝時間は22時までに。(±0)週末も練習と試合で朝寝坊することはほとんどなかった。
トータル-1
三女
やや夜型22時過ぎ就寝。(-1)起床は7時過ぎ。(±0)
トータル-1
早寝早起きは良いことですが、睡眠時間の獲得、ということで鑑みて次女の起床時間を-1にしています。三女の22時過ぎ就寝も現代に照らし合わせると早寝ですが、3人の中で相対的に見ると遅寝傾向なので-1。
結果発表
長女
+1、+2、-1、-1、+1
結果 +2
次女
+3、+2、+2、+3、-1
結果 +9
三女
-1、+1、+1、+1、-1
結果 +1
やはり、理論値より突き抜けて高身長の次女は高得点でした。
理論値よりやや及ばない長女、三女も要素的にはややプラスの結果でしたが、加減ポイントは素人のさじ加減ですから誤差はあるはずなので、もっとマイナスに働く要因(運動不足や幼少期の少食など)は隠れている可能性ありですね。
幼児期と成長期の影響
大人になった今となっては身長差1.5cmの長女と三女ですが、長女は小学生のうちに160cmまで伸びました。背の順はもちろん後ろから数えて1,2番目。三女は小学生のうちは前から数えて何番目…高校生になるまで160cmに届きませんでした。
次女も小学生のうちに160cmに。高校入学の頃には170cmを超していました。
やはり、三女は幼児期の偏食が影響したのだと思います。ほとんど牛乳と母乳のみで幼稚園まで過ごしていましたから…。この偏食ぶりを考えると牛乳パワー侮りがたし。アレルギーでないなら是非積極的に飲んでみられてはいかがだろう。
ちなみに、初潮を迎えると成長が緩やかになる、という話を聞いたことがあります。
長女は初潮から5~6cm、次女は13~14cm伸びています。三女も10cmは伸びたと思います。
ただ、初潮は小学校高学年から中学生のうちが多いので初潮が来たから成長が止まるのではなく、たまたま成長期がひと段落ついただけなのではないでしょうかね?次女、三女はともかくスタートダッシュで小学生のうちに160cmまで伸びた長女はまさにそのクチだと思います。