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水泳の選手コース・育成コースにいる子の成長パターン
きわめて個人の感想によるものです。
あと、めっちゃすごい強豪スイミングスクールの選手コースを目指そうとしている方はおそらく参考になりませんので!あくまで、習い事の延長レベルとして選手コース、育成コースで見てきたことなので!
キミ、なんでココにいるん?【心身ともにアスリートタイプ】
身体的素質、精神性ともにアスリートの子は、記録の伸びも早いし、厳しい練習に耐える気の強さも備わっているので短期間で選手コースに昇格していきます。本気で強い選手を育てる気がないスイミングスクールでなく、もっと強いスイミングスクールに行けばいいのに、もったいない。
記録は申し分ないのに昇格しない!!というお子さんはアスリートタイプのお子さんとのメンタル面の差を観察してみてください。選手コースは練習時間が長く厳しくなるところも多く、たいていコーチも準じて厳しい人が多くなるので、アスリートタイプと同時に昇格しなかったのはメンタル面に懸念があったせいかもしれません。
2019.5.31追記 コーチの厳しさ云々は、本当にケースバイケースであることがわかりました。移籍後は一番上のコースでも無駄に厳しいことはありません。
小さい頃は速かったけど…【早熟タイプ】
小1、小2といった低学年で育成コース、選手コースに。素質もあって入ってほどなく記録もグングン伸びる。ただし、8歳の子で資格級が上位の場合、資格級の「8歳以下」というところが有利に働いている面もある。これは、「以下」を含める分、基準が他の年齢カテゴリーより甘い部分があるため。いずれにせよ、8歳以下であれば11級程度はないと早熟タイプにもあたらない印象があります。
「9歳」「10歳」と明確な年齢区分になると自然と基準が厳しくなるのと、年齢が上がれば競技人口が増えるので「レア度」が下がるからか、なんとなく「埋もれていく」という印象を受けることもある。
練習すれば練習した分だけ【ちゃくちゃくタイプ】
練習した分は少しずつ成長していく比較的多くいるタイプ。記録が長期的に伸び悩むわけではないけれど、年齢とともに上がる基準に成長が追いつかない時も多い。
学校ではもちろん速いほうであるし、前述のとおり成長もしていくので水泳を特技として自信を持っている。
ただ、選手コース、育成コースにおいて同じレベルで練習している子であれば、自分が年上、あるいは男子だとして、年下、あるいは女子に勝っても喜ぶので、勝って当然と思っていない辺り、あまり上昇志向はないように感じる。
吉凶分かれる【メンタル強いタイプ】
メンタルは勝ち気で、負けると機嫌が悪くなる「ガツガツタイプ」、悔しがっても相手の頑張りを讃えることを忘れない「息子(娘)にしたいタイプ」に分かれるが、記録はいずれも悪くない。ずば抜けて速いわけではないけれど、それでもかなり速い。
やっかいなのは、メンタル「のみ」強いタイプ。怒られてもあまり気にしない。根拠のない自信を持つ子も多い。それも、ときには強さにつながると思うだろうけれど、根拠を後付けする努力をしてこそ。コーチに怒られてもふて腐れるばかりで反省しようとか、負けん気を出して頑張ろうとしない。今こそそのメンタルの強さ、見せ所やぞ。
いろいろ惜しい【メンタル弱いタイプ】
メンタル弱い系も大きく分けて2パターン。
とにかくコーチや選手コースなどのお兄さんお姉さんがキツいことを言うとビビっちゃう。ガラスのハートの持ち主。アドバイスを真摯に受け止めるからこそ、なんでしょうけどそこで諦めちゃうとは、もったいない。
新しい事、身体に負荷をかける事、どんなところかわからないのはイヤ!限界を超えてバテてしまうんじゃ?など保守的というかビビり。記録が悪いわけでもないのに、とにかく変化を恐れるタイプ。どちらのタイプにしても、負けん気出して前に進まないとコーチに認めてもらえないぞ。もったいない。