なにがどう違うのか?

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コーチとの合う、合わない

春になり、別れを経て出会いの時期になってきました。

この時期は、学校でも進学やクラス替えがあり、嬉しくもナーバスになりがちなのに、プール内でもコーチの入れ替わりがあったりして子供の気持ちも些細なことでピリつくこともあるみたいです。

わが子のスイミングスクールでも中心となってくれていたコーチが去ってしまい、みんなが慕っていただけに、どことなく意気消沈ムードだとか。

この間も、深いため息とともに帰宅したわが子。開口一番「今日はぜんっぜん面白くなかった!」

(練習だもん、そらそうだろうよ…。)と思わなくもなかったけれど、人間関係のトラブルか?どうした?と事情を聴くと、新しいコーチの感じが良くないのだという。

曰く、「みんなが言っていた」という不満ですが「特定の選手だけ目をかける」「無茶なコース(年上男子中心)に入れる」「やたら追い込む」という。

う~ん…あるあるじゃない?前のスイミングスクールでは担当コーチには、親の私が見ても(他の親御さん面白くないんじゃなかろうか…)と気をもむほど、私物の機材や特別メニューを導入してもらったこともあった(まったく結果が出ず恐縮しきり)ので、今回は自分がそっち側じゃないだけだし、追い込まれるのは度合いもあるだろうけれど、これもまぁ、普通…。

新コーチは、もっと声出せ!とかいうわりに自分は全然出していない、前のコーチはもっと全体に目を配っていて、みんなを盛り上げていた。今日はプールの雰囲気も最悪だった。

要は、新コーチは関係性が構築されていない状態で自分の思い描くコーチングをスタートさせてしまったんじゃないかな、と。

「もっと(タイム)出せ!」と追い込むのにしたって、他の選手はともかく、わが子はいつも通りの頑張れる範囲で一生懸命、たとえるなら8時間睡眠を厳守したうえでの一夜漬け勉強のような、だったのが見破られていたとしたら、そりゃあ普通は追い込むでしょうし、高負荷をかける意味合いでワンランク上のコースで泳がせることもあると思います。目をかけられていたのが小学校高学年あたりだったというのも、通常、伸びてくる子が飛躍するのがこの辺りの年齢に多いことを勘案すると、手厚くケアするのも理解できます。(もちろん、中3まで無名の選手だった五輪選手もおられるので、あくまで統計的に、ですが)

ただ、子供たちにしてみれば慕っていたコーチがいなくなった喪失感に加えて、これまでのスタイルを完全無視したかのような練習スタイルは、自分たちの気持ちをないがしろにされたような印象を受けたのかもしれません。

私には、選手たちの気分を上げて練習させるコーチと、伝統的な鬼コーチ、どちらがいいのかはわかりませんし、きっと正解はないと思いますが、今回に関して言えば、どんなコーチングを目指すとしても、選手たちとのコミュニケーションなしにいきなり俺のコーチングを受け入れろ!はなかったんじゃないかな…と思います。

子供は、意外と保守的です。

練習スタイルを変えるにしても、今までのことをなかったことにされるような態度を取られると、拒否反応を示す子も多いでしょう。

厳しい練習をするにしたって、「乗り越えてくれると信じているから」でも「越えられない子は去ってくれてもいい」でも何でも意思表明してあげないと気持ちの切り替えのタイミングを見失って、今回のようにいつまでも過去の慣れ親しんだ環境に執着してしまうように思います。

「言わなくてもわかる」は思い込み、家族でも恋人でも友達同士でも、どんな相手でも気持ちは言葉にしないと伝わらないな、と思ったできごとでした。

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