泳ぐと肋骨が痛くなる?

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練習で泳いでいるときに起きる身体の不具合

スイミングスクールのプールに練習を見に行くと時々、ほんとに時々ですがプールから上がって休んでいる子がいます。

先日もプールから上がっている子がいて、帰り道にわが子に「〇〇ちゃん、体調悪かったの?」と聞くと「いっぱい泳ぐとココが痛くなるねん、△△くんもよくそれでプール上がってるで、私も今でもたまになるけどな、その時は我慢してる」ココ、と言ってさすったのは肋骨の下の辺り。泳ぎ続けていると肋骨の下の辺りが、針がある所に肋骨をギューっと押し付けられるような痛みが起きるそうで。

そう言えばわが子、少し前にストレートネックの治療で整骨院にかかっていた頃にも肋骨の辺りが痛い、と訴えて整骨院の先生に相談したんでした。他の子もそれと同じ症状を訴えているのかもな。

その時わが子が整骨院の先生に「緊張によって横隔膜の動きが固くなっていることで起きるもの」と診断されました。

呼吸って緊張などのストレスにさらされると浅くなる経験は誰にもあると思います。細かい作業や集中している時も息が止まっている事ないですか?

横隔膜は呼吸すると肺の拡張・収縮に伴って上下に動きます。しかし、呼吸が浅い状態が続くと横隔膜の動きも小さいものに。筋肉も動かさないと固くなり、準備体操を十分にしないうちから急激な運動を始めると筋肉を痛めて怪我をしてしまうように、横隔膜も動かさないと固くなってしまうのだそう。

すると、激しい運動をした際に肺は大きく動くのに、横隔膜はこわばってしまっていて動かない。肺が大きく拡張した時も横隔膜は下に下がらない(広がらない)ので肺は広がりたいのに小さな空間に押しつぶされたような状態になるため、痛みが生じるそうなのです。

練習を中断した子達の痛みが同じかどうかはわかりませんが、激しい運動による呼吸に対して横隔膜の動きが追いつかない、ってことはあるかもしれません。

わが子に関して言えば、練習中に感じる肋骨の痛みは、以前に整骨院で訴えていた痛みと同じだそうです。

水泳

身体って不思議!肋骨の痛みを改善するには?

それは、足首を回す!
足指を手で包むようにして足ジャンケンの「グー」の形の状態のままで足首を3分ほど回すと、みぞおちの辺りの緊張がやわらいで痛みも少しマシになります。整骨院の先生が施術すると1分ほどで痛みが引くのですが、お家でする時はもう少し長く。3分くらいはかかるかな?と先生がおっしゃっていました。

予防的な処置なら1分ほどでも効果があるようで、わが子も準備体操の時は手を抜かずにしっかりこれをやる事で練習中の肋骨の痛みが出る事が激減したといいます。

リフレクソロジーがポピュラーになってずいぶん経ちますが、足ってほんとに身体のいろんな所に影響を及ぼす事を身を以て感じた経験でした。

それにしても、水泳の授業でも準備体操で足首を回す運動がありますが、めあてがわかっていれば漫然とする事も減るのに…先生も意味わからないままやらせているんでしょうね。もっとも、学校の授業で肋骨が痛むほど泳ぐことはなさそうですが。

追記

肋骨の痛みに加え、最近は「過呼吸」?のような症状になることが多いです。息を吸っても吸っても吸えない…のような。厳しいコーチだと無視して「はよ行け(スタートしろ)」です。そんなものなのかな…?う~~ん…。

さらに追記

わが子は比較的身体が柔らかい方だとは思うのですが、上半身…というか肩甲骨が固いようで(サラッと言ったけど、水泳選手として致命的な気が…)、上半身のストレッチを毎晩少しだけするようにしました。

「前へならえ!」の1番先頭の子のポーズ、というか腰に手を当ててうつ伏せ、両肘を補助の人が持って肩甲骨の上で合わせるように引き寄せる…というやつです。

たぶん、肩甲骨のストレッチというと一番目か二番目に紹介されるようなヤツだと思います。

緊張も原因かもしれないけど、そもそもの上半身が柔らかければ、内臓の動きにもフレキシブルになるはず…。

痛みや悪い症状っていうのはすぐ気づくのですが、痛みがないっていうか症状改善には気づきにくいものなので、今のところはストレッチのおかげで痛みが出ていないのか、たまたまなのか、よくわからないですが。

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