練習を続けていい痛みとダメな痛み

水泳はケガをしにくいスポーツというけれど…

水泳というスポーツは、水中で重力という負荷がかからないところや、サッカーや格闘技のように人とぶつかったり外部からの衝撃を受けることもほとんどない(練習中コース内でのすれ違いで引っかかれたり、手やパドルが当たってケガをすることがなくもないけれど)と言われている。

そうは言っても、練習中に他の選手とぶつかることもあるし、無理のあるフォームで肩や脚を傷めたりすることもある。とくにわが子は、まだまだ子供なので学校や友達と遊んでいるときなど危険が潜んでいるところはいくらでもある。

スポンサーリンク
PC用

足が痛いと言われたら

ついこの間も、どこで飛んで跳ねてしていたのか、「足首が痛い…」と言って帰ってきた。あいにく、かかりつけの整骨院は休診日。我慢できないわけではないというので、翌日の放課後に行ってみよう、ということにしてこの日も普通にプールに行かせました。

で、翌日の朝にようすを聞くと「ん~、ま、大丈夫かな?」と言うのでひどくなったら言いなさいよ~、と行かず。

そうして行かないまま週末を迎え、週が明けてもちょくちょく「足首が痛い…」と言うので、やっぱり行こう!と整骨院へ。じつは、母に報告したのも数日経ってからだったようで、この時点で1週間ほどケガを放置。

診断結果は「ねんざ」

足首を触って、あっさりと「ねんざですね。患部が熱を持って腫れています。」とのこと。いつものゴッドハンドで足首をなにやらほぐすようなマッサージをされてテーピング。水に強いテープだけど、長く水には漬けないで、とのことなので、サポーターを購入してテーピングの上から巻いていたら1週間近くびくともせず巻かれたまんまで逆に「衛生面でどうやねん…」と別の心配をする羽目に。

水泳

ねんざは「動かしちゃダメ!」

しばらくは走ったり、跳んだりする激しい運動は禁止。と言われました。「あの~、水泳は?」「水泳は良いです」なんでかな?負荷が少ないから?ふだんは厳しいコーチもねんざである旨を伝えたら「無理をするな。痛いと思ったらすぐに中断しろ」と言ったそうで。本当に動かすのあかんのですね。ねんざ。

とにかく、ねんざは「動かさない」「すぐ固定」「冷やす」が鉄則と言われ、寝る時は胸より足を高くして寝ると良いですよ、と整骨院の先生に言われました。治療というより、痛みがマシになるのかな。

よく、ねんざで湿布貼って経過観察している人がいるそうだけど、その状態だと水中で足を動かすだけとしても状態は悪化するらしいので、ねんざしたら必ず「固定」と「冷やす」ことは徹底するのが早期回復の道のようです。

ねんざは治っていたものの

テーピングから数日、痛みがまだ残るというので、再度通院すると臨時休診だったので1週間近く同じテーピングで過ごしてしまいました。

ねんざはすっかり完治。でも、足首の関節が硬くなっていて、関節部の軟骨がクッションの役割を果たさない状態になっているとの事。こういう時は「足指5本とも手で握りこむようにしてから足首を回すというのがいいよ。お母さんがやるなら5~10分くらいかな」と教えてもらいました。先生がやるとものの数分で「違う」ことがわが子にもわかるそうなんですが。

つまり、練習していい痛みとは

足首の硬さからくる痛みなど、腫れや熱を伴わないモノ。

練習を控えて治療に専念した方が良いものは

ねんざ。固定していれば水泳に関してはある程度は許容範囲のよう。靭帯を傷めた系の痛みもこちら。他にもスポーツのケガに詳しい人の話も聞いた私の感想は湿布はケガの前には無力。という印象。さっさと整骨院や整形外科に通院するほうが時間も費用も少しで済むと思います。

スポンサーリンク
PC用
PC用

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする