松田選手、瀬戸選手「戦え!スポーツ内閣」でわかったポイント3つ

観ましたか?戦え!スポーツ内閣?

わが家にはテレビをリアルタイム放送で観る習慣がない。だいたい録画して観たいタイミングで観ている。そんな撮り溜め録画再生の谷間に偶然ついていたのがMBS「戦え!スポーツ内閣」の再放送。リアルタイム放送は水曜の深夜だそうだが、この日は土曜の午後に放送されていたので再放送「だろう」。

練習応援日記のカテゴリーを読んでもらえればと思うが、折しもこの時試合前日。わが子がクロールの腕の動きに悩まされていることもあり、ベストが半年以上も更新されない短い競泳生活で初めて訪れたデカめのスランプ期。

くわえてコーチの指導の意図がわからないわが子のために立ち上がった母親の素人調べで試合1週間前にアドバイスしフォーム改善するも試合2日前に違うと指摘され(なぜすぐ指摘してくれなかったか逆切れ気味に母は今でも根に持っている。)余計遠回り、すごろくでいえば「1回休み」状態で試合前日を迎えていた。

そんなまぁまぁ最悪の状態で前日を迎えていたのだが、スポーツ内閣の再放送は水泳がテーマの様子。オリンピック選手の松田丈志選手と瀬戸大也選手がゲストとしてちょうどクロールの手のかきについて解説している所だった。

どうやらすでに終盤のようだったが、コーチに指示されているが、まったくそのトレーニングの意図についてわかっていない動きについていくつも解説されていて、そのどれもがとてもわかりやすかった。餅は餅屋、というけどホントそうなんだな。

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わかっていなかったトレーニングのポイント3つ

1 スカーリング

スカーリングといえば、シンクロナイズドスイミングを連想する方もいると思うが、水中で立ち泳ぎしている時にしているあの手の動きである。水を掴む、という表現も良く聞くが、基本的に手を∞の形に動かして水をとらえるための動作であるそうだ。

わが子のスイミングスクールでもときどき思い出したようにスカーリングをさせられているが、何に役立つかわかってやっている子は少なそう。ま、弱小スクールだから?天才スイマーはピンと来るのかもしれんが。

スポーツ内閣で瀬戸選手はプルの基本のように説明していた。

スカーリングが上手くできると水中に渦ができる

スカーリングで生まれる揚力を使って体を前に進めることができるという

そりゃ、競泳の試合に出る前提で練習してんだから早く泳ぐために必要なことはわかるだろうが、スカーリングをまんま泳ぐときに活かすのか、ベスト・キッド(古い!)のようにワックスがけの動きが突きを払う時の型に活かされる的な暗喩なのかは言わないとわからないと素人の母は思うわけだが、どんなもんだろう?

2 水をかく時の手の動き

番組内でズバリ解説されていたので画像をご覧あれ。

水を掴まないといけないのになんで?と思ったと思うが、理由がこちら↓

そのあと、スカーリング

このへんは下のGIFで確認してみて頂きたい

手の動きgif

そして、武井壮さんの手の動きとの比較。画像にはないが、番組内では入水時に泡を掴んでいる点と、指が開いている為にかきの動きに移ったときに水が掴めていない点が指摘されている。

入水時、武井さんの方が泡が多いが、かいた水が少ないので後ろにはき出された泡は圧倒的に瀬戸選手の方が多い

3 ハイエルボー

わが子に関して言えば、疲れるとすぐに手が斜めから入水してしまっているという指摘があるのだが、だからこその「手を前に出せ」であり、手だけで腕をかくと力が出せないうえに疲労するので「肩で回せ」なのはわかる。

でも、手を前に出すとどういうメリットがあるのか、納得できないとなかなか人は行動に移せないものである。

ポイントは手のひら

松田選手を90度反転させた画像だが、手のひらが水面と水平になった場合、力は矢印のように上に向いてしまう。

手を進行方向に水平にした時、そのまま手を後ろに押すと身体は矢印の方に進む

では、この手を水面と垂直にするには、というと

肘を立てて入水させることで正しい手の動きを実現しやすくなる、という。

そして、さきほどの手の動きを加えると、力強く水を掴めるということになるようだ。しかも、

わが子は「後ろまでしっかりかけ」と指示されているらしいけど、これもポリシーの違いなのか…?

ハイエルボーって肘を立てることが目的ではなく、手のひらの向きを正しい向きにしやすくするための「方策」というだけなのでは?違うのだろうか?違うから肘が上がっていないという指摘になるのか?私なら手のひらの向きを指摘するが…。

さて以上、他人のふんどし感ハンパないが、かなりタメになる情報だと思うので、ぜひぜひ実践してみて頂きたい。

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