スイミングスクールはみんなちがってみんないい

スポンサーリンク
PC用

良いスイミングスクールはねぇが~?

3年足らずの短い競泳人生で早々に移籍を決めたわが子。

今のスイミングスクールはおかげさまで大変機嫌良く通っております。

移籍を経験したとはいえ、数ある中のたった2つのスイミングスクールしか知らないわけですが、それでも誰にとっても一番いいスイミングスクールなんてものはないんだろうなぁ、と思うようになりました。

私なりの結論は「どんなスイミングスクールも良いところと不満に感じるところがある」という事です。

今のスイミングスクールは、わが子本人が何よりのびのびと練習に通えているところが一番ありがたいポイントです。

それに練習はそれなりに厳しいけれど、暴力や怒鳴り声などはなく、習い事や塾にも寛容、本人の自主性重視の穏やかなところです。

しかし一方で、自分に厳しくないと上には行けないと思います。全体がのほほん、なので年齢が低かったり、女子選手だと年長の男子選手に交じって練習するなど引っぱってくれる選手もいますが、中高生の男子選手となると、上を目指したい子は移籍してしまうようですね。それでも、移籍後も良好な関係のようで、ときどき近況報告に来られたりしているようです。すごい。

あとこれは親目線ですが、スイミングスクール内のシステムや方針、指定品購入の案内など何もないところがその都度こちらから問い合わせて確認しないといけないのが面倒くさがりの私には合わないところではあります。ま、のほほんでいいわ~と、泳いでいる本人のわが子には知ったことではないところなのでそういう意味では完璧な居場所ではあるのかもしれませんが。

もちろん、聞けば教えて下さるので何の問題もございません。しかし、以前のスイミングスクールでは本科から選手育成コースへのコース変更前に詳しい説明があり、指定品も定期的に案内があったので、こちらから聞く前に説明があったので、いちいちこちらから聞かないと教えてもらえないシステムは慣れないです。聞かないと知れないことをそもそも知る機会すら逸する場合もあるでしょうし。

体験の後の総評などもなかったので入会手続きしていてふと、「あれ?移籍していいよって言われたっけ?」とフロントさんにコーチ室に内線してもらったくらい。

おまけに内線で「いいよ」と回答ありました、と伝えらえただけでその日は対面することなく、初対面は移籍して数ヶ月後でした。

あれ、なんか親の都合には合わないってだけかな、これ。

選手コースを選ぶ視点3つ

記録と継続力どちらを重視するか?

もちろん、選手コースに進む子たちは記録の更新を目指していることは前提ですが、記録更新を最重要課題とするなら「楽しく泳ぐ」なんて考えを捨て去らなければならない場面は多々あるでしょう。

与えられる課題は大きく、簡単にはクリアできない。でもクリアできないと怒られることも多い。それでも越えたその先には記録更新がある。

さらっと書いていますが、記録を重視するということは、記録更新にしか楽しさを感じられない苦しい世界かもしれません。頑張って必ず結果が出るなんて保障されない。でも、記録更新のその一瞬のために身も世もなく水泳の世界に身を投じられる子にしかいられないところでしょう。

なかには、記録更新との戦いからドロップアウトし、コーチも見放した選手がダラダラと居続けることもありますが。

一方でわが子が通うところのように、泳ぎ続ける事を最重要視するスイミングスクールもあります。

泳ぐのは誰でもない本人。楽しくないと続けられない。続けていればある時ふと開花する時もあるかもしれない、なのに楽しさを失ってその時泳いでいないのは本末転倒である、という方針。

以前に観たNHKの「奇跡のレッスン」でも「泳ぐことを楽しんで」とコーチは選手たちに語りかけていました。

なるほどな、と思う反面、「楽しい」のはき違えをせずに向上していける子がどのくらいいるのだろう…という疑問もあります。ある意味、この環境下で記録更新を目指すとき、記録更新重視タイプのスクールより鋼の意志を持ち合わせている必要があると思います。


練習方針

フォーム重視か、練習量重視か

たとえばイトマンはとにかくまずは正しいフォーム。泳ぎ込みはフォームが完成してから。という方針だそう。

逆に、わが子が最初に通っていたところは、とにかく泳ぐ。めくらめっぽう泳ぐ。目に余ったときなのか、ときどきフォームを指導される、という感じでした。量を泳いで、その中で無駄のないフォームを身に付けさせる方針だったようです。結局身につかず、今苦労しているわが子です。

コーチの相性

ここは本当に大きいと思います。

でも、入ってからでないとわかりにくいのも事実。

他の方の意見やわが家の経験から、選手コースや育成コースへの変更や、移籍の時に出てきたヘッドコーチが「私に話を通してからにしてください」というオーラを出していると(わかるか!ってツッコミ認めます)、たいていワンマン傾向で記録最重要視タイプの選手コースであることが多いように感じます。

親がコーチに意見するなんて言語道断!みたいな雰囲気なら間違いないです。

逆に、わが子の今のスイミングスクールは体験の申込みの時も他の質問の時もフロントに現れた時の「呼ばれたから来ました」感があふれておりました。良くも悪くも「会社組織」、選手の保護者はお客様、という感じです。

施設環境

通学のアクセスもそうですし、練習時間帯もたいてい夕方から夜ですが、微妙に違うので要チェックですね。練習休みの曜日や毎週休館日がある場合は、他の習い事(塾とか)と相性が良い所の方がいいですよね。

プールの水もチェック

あと盲点というか、プールの水が合わないこともあるそうです。

アレルギー体質や敏感肌のお子さんはプールの水やプール内の空気もチェックしたほうがいいようです。プール内に漂う塩素の臭いがきつすぎてシックハウス症候群のような症状が出て練習どころじゃないとか、肌や髪が以前のスイミングスクールより荒れるようになった、とかプールによって違いはあります。

髪の脱色・退色はどこのスイミングスクールでもありますが、わが子も移籍後は退色が進みました。他の選手で金髪メッシュのようだった子が移籍後に茶髪に落ち着いたのも見かけたことがあります。

あと、わが子は小さい頃に身体の一か所だけカサカサしていて、成長とともにそれも消えていたのが、最近荒れがひどい時にケロイド状に患部が浮かび上がる時があります。ワセリンなどで保護していて、掻いたりすることはないのですが、痛そう。

以前はプールの水の消毒にイオン殺菌器導入していて塩素が少ないことが売りだっただけあって肌が荒れることはほとんどなかったのですが、やっぱり塩素が以前より多いのでしょうね。

あとは、水着が洗濯後もなにやら臭う…。薬品のような…洗濯洗剤と混じってよその家の洗濯物のような感じ…なんだろう?

スポンサーリンク
PC用
PC用

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする