高速水着の試着ができる試合？

高速水着を試着して泳げる？

各メーカーの競泳用水着の最上位モデル、布帛（ふはく）という素材を使った着るのにも一苦労だという、いわゆる高速水着。

正確には2008年ごろに世界レベルの選手達が着用してバンバン世界新が出たSPEEDO社のレーザー・レーサーを指すのですが、ご存知の通り、レーザー・レーサーのようなパネルを使用した水着はすでに着用禁止となっているので、各メーカー布帛素材で身体をビチビチに締め付けて抵抗を限界まで抑えたり、素材のサポート力をキックなどのサポートに変換できるような仕様になっていたりする最上位モデルやそれに準じた水着を高速水着と呼ぶ事が多いようです。

前述の通り、身体を締め付けるので着心地を追求するものではないのと、着用にも女子だと小一時間かかる事もあるとか。慣れている人はいざ知らず、周りのお母さん方は「1センチ、1センチ、じりじりと引き上げていく。着終わった頃には親子ともに汗だく」と言っていました。

かくいうわが子は、着用経験なし。もちろん、購入経験もなし。やっぱり、それなりのレベルの試合の最終組あたりでないと、ちょっと恥ずかしいかな〜…と母の自意識過剰から買っていません。

実際はそんな事ないですけどね。人それぞれです。

そんな高速水着、お値段も張ります。最新の最上位モデルを買おうと思ったら3万円以上はすると思います。

着にくいのと、薄くて破れやすいらしいのとで、手袋着用を勧められたり。はぁ？手袋？宝石かなんかなの？もう着ないでハットリくんのお風呂の時みたいに頭にくくりつけとけば？って感じですね。

ただでさえキツいのに、サイズは小さめを選ぶべし（これは普通の競泳水着でも同じですね）とか。

そして、ニーズがピンポイントだけに百貨店や総合スポーツ用品店（スポーツオーソリティーとかスポーツデポとか）の店頭には並んでませんでした。聞いたら倉庫にあったりするのか、お取り寄せ？

手に入れるなら、競泳水着専門店とかネット販売が主なところでしょうか。
実店舗がある競泳水着専門店なら試着は出来るでしょうが、泳いでみてどうか？というのはさすがに試せません。

 

試合で高速水着の試着が可能？

でも、実際にプールで泳いで着用感を体験できる場合があるというのです。

聞いたところによると、資格級9級以上のような、レベルがやや高めの試合には各メーカーがブースを作って自社の高速水着を無料レンタルしてくれる事があるんだそうです。

時間さえ合えば、そのまま試合に出てもOK、間に合わなければアップ用プールで練習してもOK、なんだそうで。

陸上でぴったりでも、泳ぐと水が入って来た、という試着だけではわからない使用感にも気づけるそうです。

大阪では春にあった大きな試合でそれがあったのでは？と想像しています。新しいスイミングスクールがその試合に参加自体なくて想像、ですが。

移籍がなければ、試合に出られたのに…と少し残念ではあります。それは置いておいて、泳ぐとこまで試せる試着って魅力的ですね。

皆さまも試合会場に行った時は、ブースの存在をチェックされてみてはいかがでしょうか？