水泳大会でベスト更新!スランプを抜けた理由とは?

長かった半年間のスランプを抜けました

先日行われた地区のA級AA級大会。半年間、正確には7か月のスランプをようやく抜ける兆しが見えました。

わが子にはいわゆるS1(専門種目)がないので、アホの一つ覚えのように50mフリーと100mフリーでエントリーしているのですが、50mで2秒近く、100mで4秒近くベスト更新しました。

どれだけ泳ぎ続けても心拍数が上がらない身体能力やとにかく腕のピッチが遅いのにそこまでタイムも悪くなかったりするわが子。

親子共に「水泳がちょっとした特技になればいいね」程度で始めたのに、親はちょっと欲目がでたりして。

でも、トップアスリートなら誰もが持っている負けん気や勝ち気がほとんどないので、ぼちぼち潮時なのかもなぁ…と思っていたところに大幅といって良いであろうベスト更新に親子ともども喜びひとしお。

「もうだめなのかなぁ、と思っていたよ」とついポロッと言ってしまうと「わたしもそう思ってたよ~」と悪びれもせずに言ってました。おいおい。でも、そのくらい悩んでいたんだね。ここ最近の練習ではどう頑張ってもベストタイムプラス1~2秒しか出なくて本人も苦しかったんだと思う。

スランプを抜けた理由とは?

前日に「戦え!スポーツ内閣」という番組の再放送をたまたま観て、松田丈志選手と瀬戸大也選手がクロールの手の動きを解説していたところを観ていて、悩んでいたことのそのものずばりが放送されていたので、これが一番大きいポイントだと思っていた。

くわしく画像で解説しているので是非参考にしてもらいたい

松田選手、瀬戸選手「戦え!スポーツ内閣」でわかったポイント3つ
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しかし、逆を返せばやれることはすべてやったうえでのベスト更新、しばらくはまた不遇の時を過ごすことになるかもしれん。と思いながら試合の帰り道に「スポーツ内閣が前日に観られて本当によかったねぇ、あれ活かせた?」と聞いたら「ううん」

えっ!?松田選手と瀬戸選手渾身のコーチング、ディスった?

違いました。

「緊張しててテレビの内容は忘れてたよ~。今日はスタート前に深呼吸して息継ぎ減らしたらベスト出た♪」

え~…逆に今までやってなかったの??そういうの、基礎の基礎じゃね?

とにかく我慢しない子なので、50mや100mなどの短い距離でも飛び込み後の浮き上がりからほぼハイポ2(この日、隣にいた他のスイミングクラブのお母さんは「2分の1呼吸」と言っていましたが)、つまり2かきしたら息継ぎしていたのですが、そういわれてビデオを再生してみると、今回はいつもより2回くらい4かきに1回の息継ぎが増えた…かも?といっても、他の選手より全然息継ぎしてます。腕のピッチも相変わらずゆっくりだし、ゆったり泳いでいてどうにも速く泳ごうとしているように見えない。でも、その組では1着でした。

しかし、こうなると逆にまだ伸びしろあるな!キャッホ~イ♪

水泳

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今回のスランプ脱出のポイント

スタート前の深呼吸って、かなり大事だそうです。スタート直前に大きく息を吸ってもあまり意味はないけど、前の人のレース中にスタート台のところまで来たら深呼吸を5~6回するだけで短距離の場合はかなり苦しさが違ってくるそうです。

苦しさが減る⇒息継ぎが減らせる⇒息継ぎのタイムロス分だけタイムが縮む

という理論?

実際、わが子に「今回息継ぎを(多少)減らしたわけだけど、レース後の疲労感はどうだった?」と聞くと「いつもと変わらなかった」と答えました。

なので、長距離になるとこのような息継ぎを減らすという力技は通用しないのだろうけど、練習はしっかりしているのになぜかタイムが縮まない、という方は深呼吸をしていつもよりも息継ぎを減らす方法にチャレンジしてみてはいかがだろう?

でも試合を観ていて、わが子ほど息継ぎしている子はあんまりいないので、すでにやってる方がほとんどかもしれませんが…。

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